名探偵コナン「大阪”3つのK”事件」英語のセリフの単語・文法・意味

漫画『名探偵コナン』第29巻「大阪”3つのK”事件」で登場する英語のセリフを見ていきます。

「たとえどんなにつらく悲しい事があったとしても」

今回はこちらのセリフを扱います。

Stop it, Ray… Even if you are facing a bitter aspect of life… Drugs and murder are foul without any excuse… deserve a red card for a loser…
(ダメだよレイ…たとえどんなにつらく悲しい事があったとしても…麻薬と殺人はやっちゃならねー反則(ファール)…みっともねーレッドカードだよ…)

英語の文法や単語を確認しながら、日本語との違いを楽しみましょう。

どんなセリフ?漫画の何巻?アニメの何話?

コナンが憧れのサッカー選手、レイ・カーティスに対して絞り出す名台詞です。

漫画では第29巻「大阪”3つのK”事件」に収録されています。

アニメではこちらの話数です。

  • 第238話「大阪“3つのK”事件(前編)」
  • 第239話「大阪“3つのK”事件(後編)」

英語の意味・文法

ダメだよレイ…

Stop it, Ray…
(ダメだよレイ…)

Stop it. はよく使う表現ですね。
直訳は「それを止めなさい」ですが、「やめろ」「よせよ」というニュアンスです。

たとえどんなにつらく悲しい事があったとしても…

Even if you are facing a bitter aspect of life…
(たとえどんなにつらく悲しい事があったとしても…)

even if … : たとえ〜でも、〜だとしても

受験生は必ず覚えたい表現です。

I’ll go out even if it rains.
たとえ雨が降っても出かける
[引用] ジーニアス英和辞典第4版

even though との区別が大切ですね。

Even though you are my friend, I refuse to help you.
いくら友達とはいえ、協力はできない
[引用] ジーニアス英和辞典第4版

ややこしいですね。
では、if と though の違いは何でしょうか。
if は「もし〜なら」という仮定、though は「〜だけれども」という譲歩ですね。
even はあくまで強調の働きです。

even if it rains は、if ですから、
「もし雨が降ったとしても」、「たとえ雨が降っても」ということですね。
「雨が降ったら」ではダメなの?と思いたくなりますが、それなら if it rains と同じになってしまいますよね。
わざわざ even で強調しているので、「たとえ雨が降っても」と強調してあげたいところです。

一方、even though you are my friend はどうでしょう。
though は「〜だけれども」ですから、「友達だけれども」ですね。
これを強調してあげて、「いくら友達とはいえ」という日本語になっていますね。

では、両者の違いは何でしょうか。
even if は仮定ですから、仮に雨が降ったら、ということですね。
実際には、雨は降っていません。
一方、even though は譲歩(〜だけれども)ですから、実際に友達だけれども、ということですね。
こちらは実際に友達なわけです。

では、コナンくんのセリフに戻ります。
Even if you are facing a bitter aspect of life
ですから、仮にそうだとしても、仮に辛くても、ということですね。

face : 〜に直面する

face が動詞で使われていますね。
名詞では「顔」ですが、動詞では「〜に面する」「〜に向かう」といった意味です。
顔が向いているイメージですね。

aspect : 形勢、状況、局面、側面

アクセントは頭です。「アスペクト」の「ア」を強く発音します。

「状況」や「側面」といった意味ですね。
a bitter aspect ですから、「苦い状況」です。
日本語でも、「苦い」という言葉は「つらい」という意味で使いますね。

麻薬と殺人はやっちゃならねー反則(ファール)…

Drugs and murder are foul without any excuse…
(麻薬と殺人はやっちゃならねー反則(ファール)…)

murder : 殺人

murder は「殺人」で、不可算名詞(数えられない名詞)です。
動詞として使うと、「〜を殺す」ですね。

murderer と、後ろに er をつけると、「殺人者」です。
いずれも、コナンにおける頻出単語ですね。

foul : 反則

いわゆる「ファール」「ファウル」ですね。
スペルを見て、「フォウル」と発音してはいけません。
また、コナンの作品では「ファール」と表記されていますが、英語の発音では「アー」と伸ばすのでもありません。
ちょっとややこしいですね…

ou の部分は「アウ」と発音します。
英語の発音は「ファウル」です。

麻薬と殺人は反則、と言っていますが、当然ながらサッカーの反則と掛けているわけですね。

excuse : 言い訳、弁解

without は「〜なしで」なので、
without any excuse で「言い訳なしで」ですね。

Excuse me. という誰もが知っているフレーズがありますが、
この excuse は動詞ですね。
「〜を許す」ということなので、思いっきり直訳をすると、「私を許して」ということですね。

みっともねーレッドカードだよ…

deserve a red card for a loser…
(みっともねーレッドカードだよ…)

deserve : 〜に値する

少し難しいですが、覚えておきたい単語ですね。

You deserve a red card. と言うと、「あなたはレッドカードに値する」。

Drugs and murder deserve a red card. と言うと、「麻薬と殺人はレッドカードに値する」。

deserve の主語には、人も物事もどちらも使われます。
ここでは主語が抜けていますが、直前の drugs and murder と考えて良いでしょうか。

! 間違いでしたら、ご指摘ください。

loser : 敗者

winner(勝者)の反対は、loser ですね。
もちろん、win する人、lose する人ですので、後に er を付けた形です。

a red card for a loser なので、敗者へのレッドカード、敗者に対するレッドカードですね。

オリジナルの日本語のセリフには、「敗者」という言葉はありません。
「みっともねー」と言っているので、ここでは、「みっともない人」、すなわち、「失敗者」といったニュアンスでしょうか。

日本語との違いを味わうのも楽しいですね。

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