第二新卒で中小企業から外資系企業に転職した体験談

この記事では、第二新卒で中小企業から外資系企業に転職した話をします。
第二新卒で転職をしたいけれども悩んでいる方を勇気づけることができれば嬉しいです。

転職時期:2020年1月〜4月
年齢:20代後半、社会人3年

転職を考えた理由

中小企業で働いていましたが、単純に身体的にも精神的にもキツいと感じていました。
自分が働いていた会社をブラック企業と言いたくはないですが、客観的に見れば労働条件が良いとは言えないかと思います。
とにかく労働時間が長く、また夜型の仕事だったので、長く続けることは難しいと感じていました。

これ以上この会社で働くのは困難だと思ったとき、退職しました。
次の転職先は決まっていませんでした。
本来なら転職活動をして、次の転職先が決まってから退職をする方が良いと思います。
しかし、私の場合は、その会社で働きながら転職活動をする時間をを確保するのが難しいと感じていたので、まず退職をすることが先になりました。

今までの会社が中小企業だったので、漠然と大きい会社に写りたいと思っていました。
しかし、何か特別な実績があるわけでもないですし、簡単ではないことは明白でした。

転職サイトで転職先を探す

会社を辞めた後、まずは転職サイトで候補を探し始めました。
特別なことはしていません。
リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職などの大手サイトで検索をしました。
自分の希望条件として、関東で働きたいだったり、今までの年収がこのくらいだから次はこのくらいかなだったり、あとは業界や業種を絞って、自分の経験が生かせるか、あるいは自分が興味のある業界か、などで選んで行きました。

転職先を選ぶにあたり、どこに重きを置くかが大切かと思います。
私の場合、前職では休日が少なかったので、常に仕事に追われている感覚がありました。
ですので、転職先の条件として、年間の休日が120日以上や125日以上であることは優先順位を高く設定しました。

なおかつ、なるべく大きな企業に行きたかったという気持ちがありました。
私は新卒の際、企業研究や就活をあまり熱心にせず、自分が知っているところに深く考えずに就職をしてしまいました。

もちろん、中小企業が一律に良くないわけでは決してありませんが、視野が狭くなる傾向はあるかと思います。
中小企業の文化や価値観は、その組織の中では正常に成り立つかもしれませんが、外に出たら「あれ?これってもしかして普通ではなかった?」と思うことがあるかもしれません。
私はそうした多くの「非常識」に違和感を持っていました。

一方、大企業、大手企業だと、世間の目もあれば、それなりの人数がそこで働いているという保証があります。
もちろん、大企業、大手企業だから何も問題が無いというわけではありませんが、ある一定の安心は得られると思います。

企業に応募する

まずは転職サイトに希望条件を入力し、どんな会社が募集をしているかを見ていきました。
ここで初めて、外資系企業も選択肢にあるのかと気づきました。
私は英語が好きなこともあり、大手企業かつ外資系企業という枠組みで選んでいきました。

とはいえ、今までの業界や業種からは大きく変えるので、第二新卒で特別な経験も無し、となると、選択肢は少ないのは事実です。
大手企業に絞るとなかなか少ないですが、中にはこんな企業も募集している、しかも自分の条件でも応募ができる、というものもありました。
その少ない選択肢を大切にしていきます。
いくつかの候補から第一希望、第二希望、第三希望のように並べていって、それぞれに合わせてレジュメを書いていきました。

何より大切なのは情報収集です。
こちらは立派な学歴や実績があるわけでもない、丸腰の第二新卒です。
採用されるためには、その会社でどのような人材が求められているかを知る必要があります。
つまり、採用担当は何を見ているか、面接で何が聞かれるか、です。

初めて情報にお金を払った

情報商材と聞くと、なんとなく胡散臭いなと思っていて、避けていたのですが、このとき初めてネット上の情報にお金を払いました。
私が応募した企業に実際に採用された人の経験談やノウハウを購入しました。
1万円ほどかかり、正直高いと思いました。

それでも、まず大企業だからこそ情報が豊富に存在することがありがたいです。
そして、決してお金を払わなければ情報が得られないわけではないですが、一般的な情報より、実際に困難を乗り越えた、濃い情報の方が価値があると考えました。
現に私はその情報のおかげで希望の企業に採用されたので、結果的にお金をかけて良かったと思っています。

みなさんに情報商材を推奨したいわけでもありません。
闇雲にお金をかければ良いというものではないですし、払わなくて良いものは払う必要はありません。
ただ、払ってしまったのだから、元には戻れない、後はやるしかない、という気持ちにつながったのも事実です。

徹底した面接の準備

情報が手に入ったら、準備あるのみです。
情報をもとに、その企業が求める人材はどのようなものか、面接官はそれを知るために面接でどのような質問をするのかをまとめました。
あとは、その質問に合うように、自分の今までの経歴からエピソードを当てはめていきます。
と言っても、大した実績はありませんし、もちろん嘘をついてはいけません。
ですが、少しでも語れるエピソードがあれば、それをどう見せるか、です。
自分をアピールするために、質問に結びつけるのが大切です。

第二新卒で中小企業から外資系企業に転職を目指す方へ

私のケースは、非常に運が良かったと感じます。
何か実績があるわけではない第二新卒が、前職を辞めて転職活動を始め、外資系企業に採用されるというのは、運が良かったと言わざるを得ません。
いきなり現職を辞めて、次に大手企業に採用される保証はどこにもありません。
ただ、こういうことが起きるのも事実です。
現職で限界を感じている方で、次の一歩を踏み出したい方に、こういう望みもあるのだなと思っていただければ幸いです。

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