【言の葉の庭】「あの人がたくさん歩きたくなるような靴を作ると、そう決めた」は英語で?

アニメで英語

こんにちは。
今日も、「君の名は。」でお馴染みの監督、
新海誠さんの作品「言の葉の庭」から、
有名なセリフを扱いましょう。

孝雄:
だから何よりも俺は、あの人がたくさん歩きたくなるような靴を作ると、そう決めた。

予告にもある印象的なセリフですね。
「あの人」というのは雪野先生ですね。
まだ見たことのない方は、ぜひ見てくださいね。

英語ではこちら。

Takao:
I’m going to make a pair of shoes that will make her want to get up and walk to find her way.

シンプルな英語で訳されていますね。

文法事項は、

未来(be going to)
関係代名詞 that
SVOC の make
不定詞の名詞的用法
不定詞の副詞的用法(目的)

がありますね。

それでは見ていきましょう。

I’m going to make a pair of shoes

「私は靴一足を作るつもりです」

まず、初めのかたまりはここまでですね。

be going to 〜
〜するつもりだ

そちらの方向に進んでいる、というイメージで良いでしょう。
靴を作るという方向に進んでいるわけですね。

注目すべきは、
a pair of shoes
という表現ですね。

shoe だと片方の靴だけになってしまいます。
pair は「組」。カタカナで言うと「ペア」ですね。
2つで1組のものは、英語ではそういう表現をするんですね。

他には、
a pair of scissors(はさみ)
a pair of jeans(ジーンズ)
などがあります。

ちなみに、日本語は
左右の靴を合わせて「靴一足」って呼ぶんですね。
私、知りませんでした(^o^;)

a pair of shoes that will make her want to get up and walk

「彼女が起きて歩きたくさせるだろう靴」

関係代名詞の that があります。
a pair of shoes が先行詞です。
that から後ろが先行詞を修飾している節ですね。

この make は第5文型SVOCの make です。
SVOCは「OとCが主語・述語の関係」でした。

her 「彼女が」
want to get up and walk 「起きて歩きたい」

という主語・述語の関係です。
それを make するわけですから、

彼女が起きて歩きたく「させる」靴
という意味になるわけですね。

will は無理に訳さなくても良いでしょう。

to find her way

最後の to find her way はおまけです。
不定詞の副詞的用法(目的)で訳して、
「自分の(彼女の)道を見つけるために」
で良いでしょう。

以上です。
ありがとうございました。

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